アメリカの賃金上昇率が3.1%となり、12月の利上げがほぼ確実となったようです。
このまま金利上昇が続ければ、どこかで信用拡大→信用収縮へとトレンドが変わり、本格的な株価急落が始まると思います。
そもそもなぜ、株価急落が起こるのか?を少しだけ考えてみました。
この8年くらいは
- アメリカ、EU、日本が、どこも軒並み金利を下げた
- 金利が下がるとお金を借りるヒト、企業が増える
- その結果、お金が世の中にあふれることになり、資産価値が上がる
- その結果として、消費もよくなり、企業業績もよくなり、更に株価も上がり、、。という好循環だった
一方で、この1年くらいは
- アメリカは金利を上げてきており、
- EUも、年内で量的緩和を終了
- 日本だけがほぼそのままだが、ターゲット金利を0.1%→0.2%へとほんの少し上げてきた
いずれにしても、大きなトレンドは、緩和→引き締めになってきている
引き締めが続くと何が起こるのか?
- 例えば、新興国→アメリカの高金利を求めてお金が移動する
- 新興国で借りていたヒト・企業が、急にお金を返せと言われる。もしくは金利を上げられてしまう
- 結果として、破産するヒト・企業が出てくる
- 失業率が上がり、消費が落ち込む、更に破産するヒト・企業が出てくる
- 景気が悪化していく、悪循環へ入り込む
英国のEU離脱にも不確定要素が多いといわれています。実際に、いつ、何がトリガーになるのか?はわかりませんが、確実にその時が近づいてきているのは確かなのでしょう。この先1年くらいはキャッシュポジションを多めにするか?株価が例え1回でも600円以上下がれば、その日に大きく売り払うなりして、逃げること最優先にしておきたいです。
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