早めの損切りがどれだけ重要なのか?を数字で検証してみた

損切りが重要だとは良く言われていますが、どうしても、戻るかもしれないと言う希望のせいで簡単に損切りできません。

なので、数字にして、毎回の損を小さく抑えることがどのくらい重要なのか?を見てみました。

1.まずは、どのくらい損を出したら、どのくらい元に戻すのが大変なのか?という数字です。

なかなか衝撃的な数字です。

単位:万円
元本 1000
損失率 元本金額 元に戻すのに
必要な利益率
0% 1000 0%
▲10% 900 11%
▲20% 800 25%
▲30% 700 43%
▲40% 600 67%
▲50% 500 100%
▲60% 400 150%
▲70% 300 233%
▲80% 200 400%
▲90% 100 900%

▲10%の損失で損切りしておけば、次の儲けが+11%出せれば、元に戻せます。まあ、これなら可能性は十分ありますよね。

▲20%の損失で抑えれば、次は+25%の利益。もうこのくらいが限界ですよね。そう簡単に数十%上げる銘柄をばしっとは捉えられません。

▲50%の損失まで行くともう絶望的です。元に戻すのに+100%です。ダブルバガーです。

僕は未だかつて、ロコンドだけです。自分でダブルバガーを持てたのは、、。しかもギリギリでダブル。

これ見ると、もう絶対に▲10%で、とにかく損切りしようと思いました。利益を出すチャンスは一杯あるはずなので、その銘柄に固執する必要は無いという考えを受け入れる必要があります。

2.次に、本質的には同じことですが、別の見方をしてみました。

利益と損失を小刻みに出すか?それとも、ある程度大きな利益を狙って、大きな損失を許容するか?という比較です。

①利益は+10%。損失は▲5%で抑える。これで勝率が40%。すなわち10回に4回は買った場合の元本変化。

勝った時の利益率 10%
負けた時の損失率 ▲5%
勝ち/負け 元本 損益
開始時 1,000 0
勝ち 1,100 100
負け 1,045 -55
勝ち 1,150 105
負け 1,092 -57
勝ち 1,201 109
負け 1,141 -60
勝ち 1,255 114
負け 1,193 -63
負け 1,133 -60
負け 1,076 -57

1000万円の元本は、1076万円へと増えます。+7.6%。

②利益は+42%で、損失は▲21%。にリスク許容度を上げて大きめのリターンを狙った場合。同様に勝率は40%。

勝った時の利益率 42%
負けた時の損失率 ▲21%
勝ち/負け 元本 損益
開始時 1,000 0
勝ち 1,420 420
負け 1,122 -298
勝ち 1,593 471
負け 1,258 -335
勝ち 1,787 529
負け 1,412 -375
勝ち 2,005 593
負け 1,584 -421
負け 1,251 -333
負け 988 -263

なんと、元本が▲12万円ほどマイナスになります、、。一見して不思議ですよね。僕も直感的には本当に数字あっているのか?と思ってしまいます。でも、計算すると上記の数字なります。たぶん、上で書いたように、損失率が上がると元に戻すのがどんどん大変になるから、ということだと思います。▲5%の負けは何度か続いても、その2倍の+10%の勝ちで比較的簡単に取り戻せるが、▲21%の負けは、その2倍の+42%の勝ちではそう簡単には取り戻せなくなるということかと思います。

③利益+60%、損失▲30%にしてみました。勝率は40%で同じです。

勝った時の利益率 60%
負けた時の損失率 ▲30%
勝ち/負け 元本 損益
開始時 1,000 0
勝ち 1,600 600
負け 1,120 -480
勝ち 1,792 672
負け 1,254 -538
勝ち 2,007 753
負け 1,405 -602
勝ち 2,248 843
負け 1,574 -674
負け 1,101 -472
負け 771 -330

やっぱり、更にマイナスになりました。

ということで、損失は小さい数字でさっさと受け入れて損切りするのは、元に戻し更に利益を上げるためには本当に重要なんだなあと思いました。


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