田坂さんの本「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか?」を読んだので、いくつか気になったところを抜粋します。
ヒトを褒めることが苦手な裏に劣等感がある
- このマネージャーは、あまり、ヒトを褒めない。ヒトを褒めることが苦手。
- なぜならヒトを褒めると、自分の心の奥深くの「劣等感」が刺激されるから。
- だから、ヒトを褒めたくない。しかし、このマネージャーの表面意識はそのことに気づいていない
人生における名言だね
- 人生において、「成功」は約束されていない
- しかし、人生において、「成長」は約束されている
メンバーに対しての姿勢
- 表面的に、明るく、楽しく、円滑な人間関係を作ればよいわけではない
- ときに、部下に対して、厳しいことを言わなければならない
- ときに、部下からの苦情や不満に耳を傾けなければならない
- そして、何よりも、常に、部下の心を深く理解しようと努めなければならない
全ての出会いには意味がある
- 荒砥石
- 若き日に、人との様々な出会いの中で、人間関係の摩擦と葛藤を体験する
- 時に鬼の上司とめぐり合い、日々の厳しい指導を受ける
- あたかも砥石で砥がれるかと思うほどに、心が軋み、魂が鍛えられる
- しかし、少しずつ、エゴの殻が壊され、魂が磨かれていく
- 観世音菩薩
- どれほどの苦しみを与えた人も、自分の成長を支える「観世音菩薩」である
仕事における「苦労や困難」とは何か?
- 苦労や困難があるからこそ、成長できる
- 苦労や困難があるからこそ、喜びがある
- 苦労や困難があるからこそ、戦友として結びつける
総じて、マネジメントとはとてつもなく素晴らしい自分自身の成長機会である、と書いてあります。
またそれは姿勢次第であると。そう思えばそうなるし、そう思わなければ折角の機会も無駄になってしまう。
全て原因自分論ですね。自分のエゴは捨てて、目の前のことに真摯に全力で取り組んでいきましょう。
コメントを残す