田坂広志さんの本、「人間を磨く」を読んでみました。以下、備忘録です。
重要なポイント
- 自分には非がない、自分には欠点が無いと思い込み、それを密かに誇る心の姿勢。その密やかな驕り、無意識の傲慢さを伴った優等生意識が、人の心を遠ざける。
- 人は、非があり、欠点があり、未熟であるから、周りの人の心が離れていくのではない。人は、自分の非を認めず、欠点を認めず、自分には非が無い、欠点が無いと思い込むとき、周りの人の心は離れていく
- 周りの人々は、我々の形だけの謝罪の言葉よりも、その小さなエゴの叫びをこそ、無言のメッセージを通じて敏感に感じ取っている。
- 人とぶつからない人生、心が離れない人生が、よき人生ではない。人とぶつかり、心が離れ、なお、それを超えて、深く結びつく人生。それこそが、よき人生である。
- 人間、自分に本当の自信がないと、謙虚にはなれないんですよ。
- 人間、自分に本当の強さがないと、感謝できないんですね。
- 欠点も長所も同じ。ただの個性。人は都合によってそれを使い分けるだけ。
- 自分の中にある欠点を許せないと、同様の欠点を持つ相手を許せない。
自分の中ですごく腹落ちできているものと、まだ表面上の意味合いしかわかっていないものと、両方が混在しています。
いずれもっと経験を積んで、全てを心からそう思える境地に至りたいな。
自己認識を高める。成長して仕事できるようになる。そのためのヒントはこちらの記事もご覧ください。
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