株式投資は、一筋縄ではいきません。いろいろ本を読んで頭でわかった気にはなりますが、やっぱり実際にやってみて失敗しないと本当の意味では学べないんだな、ということを感じています。それでも、学んできているのは事実だと思うので、引き続き投資を続けていきます。
下記に、この半年の学びを書いてみようと思います。
1.ファンダメンタルに自信を持てる銘柄を選ぶ
- 理想的には、営業利益ベースで毎四半期成長している銘柄
- 僕は、先行投資して営業利益は出ていないが、売上が順調に成長している銘柄を結構好んでいますが、、。
2.先行投資により営業利益が伸びない銘柄は結局のところ、しばらく株価が上がりません。
- マーケットは、本当に利益をベースにバリュエーションするようです。なので、平気で1年~2年株価が低迷する可能性があります。
- ロコンドや、クラウドワークスや、マネーフォワードなんかを持っているので、よくわかります。
3.次に、株価が上がっている上昇トレンドのタイミングで買うのが基本
- ファンダメンタルが例えどんなに良くても、株価の上下動は必ず起こります。
- しかも、平気で2倍の株価になったり、半分以下の株価になったりします。
- なので、ファンダメンタルが良いから下がったら買う、というのは使えないロジックだとよくわかりました。
- 正確には、バフェットが選ぶ銘柄のように10年継続してファンダメンタルに自信があるなら、買っても良いと思います。
- でも、例えばファンダメンタルが良くても、1年間下がり続け、買値の半分になるリスクは十分にあります。
- で、これをずっと持ち続けるのはしんどいです。10年間の長きに渡る自信が必要になるので、、。
4.株価が下がっているタイミング、落ちるナイフを掴むのも、ありと言えばあり
- これだけ下がったのだから、と買いたくなる気持ちはわかります。
- そして、買っても良いです。
- ただし、更に落ち続けたら、すぐさま逃げること。
- 躊躇なく損切りすること。これがマストです。そうでないと、更に30%とか50%下がる可能性は十分あります。
5.上記全てを踏まえて、結局どういう風に株を買えばよいのか?
①まず、ファンダメンタルに自信のある銘柄をピックアップする
- 理由は、ファンダメンタルがよければ、必ずいつかは上がるから!です。
- 但し、いつ上がるか?がわからないので、ファンダメンタルが良くてもすぐ買ってはいけません。買ってから50%ほど下がることがあります。どんなにファンダメンタルが良くても、半値や2倍は、平気でありえるのがマーケットなのです。そして、それに耐えるのは普通は難しいので、ファンダメンタルが良いと言う理由だけで買ってはダメなのです。
- なぜ、ファンダメンタルが良くてもこんなにボラティリティが高くなるのか?それは、マーケットが人間の心理によって構成されるもので、心理は良い方にも悪い方にも増幅されるから、でしょう。
②なるべく多くの銘柄をピックアップしたら、買う機会をじっと待つ
- ピックアップして、ウォッチできる銘柄が多ければ多いほど、儲けるチャンスが出てきます。
- なので、自分できちんと調べて、自信を持てる銘柄を数多く抱えることはとても重要です。
③上昇トレンドの最中、もしくは下降トレンドから上昇トレンドに変わるタイミング、もしくは抵抗線を抜けたタイミングで、買いを入れる
- これを確認するために、チャートを見ます。
- で、あとは、そのまま上がるのか?上がらずに下がるのか?を見る
- そして、とても大切なのが、▲5%とか最悪▲10%下がってしまったら、躊躇なく逃げ出すこと、です。
これが一番重要ですが、上昇トレンドの最中でも買った瞬間に下降し始めたり、下降トレンドから上昇トレンドに変わったと思ったらダマシでまた下降トレンドに入ったり、上値抵抗線を抜けたと思ったらこれまたダマシでやっぱり下がったり、することが頻繁にあるからです。
あくまで、そのまま良い感じで上昇を続けるものだけを保持して、それ以外はすぐに逃げ出す!のが鉄則です。
④で、逃げ出したとしても、またウォッチを続ける。なぜなら、ファンダメンタルには自信があるので、またチャンスが来るからです、、。
上記を、丁寧にやり続けるのが、株式投資で利益を出すコツなのだろうと今は考えています。
たぶん、ミネルヴィニとかオニールの成長株投資法と結局は同じことを書いている気がしますが、読んだだけではその本質を理解できず。そして、実践できず。痛い授業料を支払って、少しは自分の血肉になってきたような気がします。
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