企画部門の仕事って、一体どんな仕事をすればいいのか?がなかなか難しいと思っています。
①価値ある企画を考える
②そしてそれを実現して形にする
③そして実際に価値、利益を出す
大前提として、価値ある企画を考える、ことができるようになる必要があります。
正しく理解されていないと思うのですが、構造化とかロジックに価値があるのか?をお伝えします。
コミュニケーションにおいて
まず当たり前ですが、構造化やロジックは、それ自体には価値はありません。ちょっと語弊があるので、詳しく書いてみます。
- ケース1: 伝えようとしている内容に価値がある/意味がある場合
- 構造化やロジックで、短時間に伝えたい事がクリアに伝わるので、ある意味、価値があるとも言えます
- 特に、社長とのmtgは時間限られており、しかも下手すると意思決定を間違う可能性があるので、まあ意味あるといえば意味がある
- 構造化やロジックで、短時間に伝えたい事がクリアに伝わるので、ある意味、価値があるとも言えます
- ケース2: 伝えようとしている内容に価値がない/意味が無い場合
- 意味無いことをクリアに伝えても、所詮意味ありません。
- まあ、時間の無駄が短縮されるので、だらだら伝えるよりはマシだが、という程度
-
- 上記見たらわかると思いますが、それ自体には価値ありません。
仕事の進め方において
- 何が論点/課題なのか?や、どの解決策が最も良いのか?を短期間で、精度高く見極めるために使う限りにおいては一定の価値があります。
- ただこれも、手段として、もしくはツールとして、大きく効率性を上げるという意味で、価値があるだけです。
- それ自体が、課題を特定してくれるわけでもなく、解決策を出してくれるわけでもありません。
- 要は、課題特定や解決策は、どこか別のところから仕入れてこなくてはなりません。あくまで、手段・ツールです
上記踏まえて、企画のメモを書く際には、何かおもしろい内容、意味のある内容、できれば示唆を書くことを意識する必要があります
- そのおもしろい内容があって初めて、意味なり/価値があるのです
- 中身のない、構造化されたワードや、中身のないメッセージをロジカルにサポートしてもらっても、誰も興味無いです。
会社で他の人から以下のようなことを言われたことありませんでしょうか?
- で、何なの?とか、So whatとか?
- 何がおもしろいの?とか、何が言いたいの?とか、これどんな良いことあるの?とか何が価値なの?とか
- 多くの場合、中身無いって言われています
おもしろい内容で無ければ、価値がないので。あきらかに重視すべきは、まず内容=中身であり、構造化やロジックではありません。
世の中的には、最大限に見積もっても、構造化とロジックの価値は全体の5%未満じゃないかなあ。と僕は思っています。もちろんそれを最大活用する一部の狭い世界が存在することは存在しますが。世の中全体でみれば、ごくごく一部です。
ということで、まずは、おもしろい内容を、価値を導きだすことを最優先したいです。構造化やロジックはそれができるようになってからでも良いです。なんなら、自分ではできなくても良いんです。誰かにやってもらえばいいんですから。
自己認識を高める。成長して仕事ができるようになるためのヒントはこちらの記事もご覧ください。
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