業績と株価の関係②:SECカーボン

SECカーボンは、黒鉛電極の値上がりにより、営業利益が急拡大した企業です。この企業の株価と業績のタイミングのずれを追ってみたいと思います。

1.まずは、株価

  • 株価が上がり始めたのが、2017年7月半ばくらい
  • そこから順調に上がっていき、半年で2倍くらいになっています。
  • 次に2018年5月始めに、暴騰し、約2倍に。
  • 更に2018年8月の決算でも暴騰し、+50%アップ
  • 2018年11月にはピークを迎え、そこから半値まで暴落して、今に至るという感じです。

2.業績はどんな推移か?

  • 2017年8月10日の発表で、黒字化しています。
  • 2018年2月の発表で、4億円の営業利益
  • 2018年5月の発表で、営業利益は5億円ですが、時期見通しを大きく上げました。
  • そして、2018年8月の決算で、営業利益35億円を叩き出しています。
  • 其のあとは、なだらか?に営業利益を増やし続けています。

3.株価と業績の関係を見てみると、

  • 株価が上がり始めたのが、2017年7月半ばくらい: 黒鉛電極値上がり予測がこの頃起きたのだと思います。
  • そこから順調に上がっていき、半年で2倍くらいになっています。:これは黒鉛電極値上がり期待値による上がり方
  • 次に2018年5月始めに、暴騰し、約2倍に。: 通期予想が営業利益8倍に跳ねたので、、
  • 更に2018年8月の決算でも暴騰し、+50%アップ: 更にそれを上回る第1四半期の結果により。
  • 2018年11月にはピークを迎え、そこから半値まで暴落して、今に至るという感じです。

こう見ると、基本は予想、予測の段階でほぼ織り込まれていますね。タイミングにして半年から1年前には。

で、この暴落はなんなのでしょうか? たぶんこの企業には関係なく、世界経済の減速懸念で資金が引き上げて半値まで落ちた感じだと思います。実際に、営業利益はまだまだ良いですし、今年も疑いなく良いですから。PERは3.7倍ですし、、。

4.株価と業績の関係を見て分かることは、

今の株価には、どこまでの業績が織り込まれているのか?を正しく推計すること、だと思います。

業績がよければ株価が上がるというのは全く持って間違っていますよね。この株価の推移を見ると。そして、株価が2倍くらいは、景気懸念やら、資金の流れで簡単に上下してしまうことが、更に認識すべきことだと思います。業績良いから持っていれば、、。というのは全く通じません、。


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