マネーフォワードの決算結果をレビューしたいと思います。
1.まずは、売上の伸びについて
- Q2合計: 16.6億円(YOY+52%)
- ビジネス: 9.2億円(YOY+53%)
- ホーム: 4.0億円(YOY+32%)
- エックス: 2.6億円(YOY+48%)
- ファイナンス: 0.74億円(+0.67億円)
順調に伸びていると思います。また、ビジネスについては下半期の伸びは、+60~65%を想定しているということで、5月の価格改定によりプラスの影響が出るようで何よりです。
2.営業利益はどうか?
- Q1: 売上14億円、営利▲9.8億円から
- Q2: 売上16.6億円、営利▲5.7億円へと改善
人件費は増えていますが、広告宣伝費を減らしたために、費用が▲1.5億円減少しました。
加えて、粗利が2.7億円増えています。粗利率が10%近く上がっているのが大きいです。なぜ、こんなに粗利率が上がったのだろうか?もしこれが、価格改定の効果だとすれば、Q3はかなり良い数字が上がってくる可能性ありますね、、。
3.Q3とQ4はどうなりそうか?
- 2018年Q3: 合計11.3億円
- ビジネス: 7.2億円
- ホーム: 3.0億円
- エックス: 1.0億円
- ファイナンス: 0.2億円
- 2018年Q4: 合計14.7億円
- ビジネス: 8.3億円
- ホーム: 4.0億円
- エックス: 2.0億円
- ファイナンス: 0.4億円
上記を踏まえると、僕の予想では
- 2019年Q3: 合計17.8億円(YOY+58%)
- ビジネス: 11.5億円(YOY+60%)
- ホーム: 4.0億円(YOY+32%)
- エックス: 1.3億円(YOY+30%)
- ファイナンス: 1.0億円(+0.98億円)
- 2019年Q4: 合計21.8億円
- ビジネス: 13.3億円(YOY+60%)
- ホーム: 4.5億円(YOY+25%)
- エックス: 2.5億円(YOY+25%)
- ファイナンス: 1.5億円(+1.1億円)
くらいにはなりそうです。
費用合計が▲23億円くらいだと思うので、営利は▲5.2億円くらいでしょうか?
これで、Q3までの営利合計が▲20.8億円となるので、Q4が▲2.7億円だと、計画通りとなります。
Q4は費用合計が▲24億円だとしても、営利は▲2.2億円なので、ほぼ予算通りで達成してくるでしょう。
ビジネスの価格改定を受けて、コンセンサスは営利予想を▲19.5億円くらいに勝手に変更してきていますが、元々マネーフォワードが出している計画の方が順当そうですね、、。上記を見ると、2020年11月期では黒字化が視野に入ってきます。とても順調ですねー。
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