イーブック2020年3月期決算予想と2021年3月期の予想

ひさしぶりに、ブログ書いてみます。イーブックの企業分析になります。

1.2020年3月期の売上の伸びはどうか?

  • とても順調です。同業他社と過去1年を比較してみると明らかに一番伸びております。
(百万円) 2018 2019 2019 2019
Q4 Q1 Q2 Q3
メディアドゥ 14,394 15,454 16,427 16,086
パピレス 5,212 5,561 5,839 5,829
インフォコム 7,390 7,720 8,140 8,050
イーブック 3,361 3,585 4,034 3,986
  • 2018年Q4を100にして、伸び率を見るとより分かり易いです
2018 2019 2019 2019
Q4 Q1 Q2 Q3
メディアドゥ 100% 107% 114% 112%
パピレス 100% 107% 112% 112%
インフォコム 100% 104% 110% 109%
イーブック 100% 107% 120% 119%

2.営業利益はどうか?

  • 目標が7.5億円に対して、Q3までで進捗率は71%と少し下ブレです。

売上、コスト構造を全て予測してみたのが以下になります。

  • 普通に考えると、7.1億円くらいに着地しそうです。ただ、0.4億円くらいはなんとでもなるので、7.5億円を作ってくるかもしれません
(百万円) 2,019
Q1 Q2 Q3 Q4
売上 4,661 5,172 5,341 6,000
電子 3,585 4,034 3,986 4,500
1,076 1,138 1,355 1,500
原価 2,949 3,277 3,427 3,900
版権 2,033 2,295 2,267 2,559
粗利 1,712 1,895 1,914 2,100
販管費 1,524 1,716 1,750 1,920
外注 704 807 801 900
支払手数料 239 266 260 300
販促 246 361 402 420
人件費 131 123 116 120
其の他 204 159 171 180
営業利益 188 179 164 180

 

3.2021年3月期の予想はどう出してくるか?

売上について

  • イーブックのこの1年の電子書籍の売上の伸びは、約57億円です。
  • 成長スピードを鈍化させるつもりはさらさら無いと思いますので、60億円くらいの伸びは出してくると思います。
  • だとすれば、売上規模で260~270億円は最低ラインで出してくると思います。

営業利益について

  • イーブックの2020年の営業利益7.5億円というのは、2019年の営業利益率と同じになるように設定されています。
  • 2018年: 売上148億円、営業利益5.8億円、営業利益率3.95%
  • 2019年: 売上190億円、営業利益7.5億円、営業利益率3.95%

だとすると、260~270億円の売上に対して、営業利益は10.3~10.7億円と見込まれます。

但し、2019年が営業利益7.1億円で着地すると、営業利益率は3.4%になります。

この数字を維持するとすれば、260~270億円の売上に対して、営業利益は8.7~9.1億円になります。

4.保守的に見積っても、僕の予想では、

  • 2020年3月の着地は、売上210億円、営業利益7.1億円
  • 2021年3月期は、売上260~270億円、営業利益8.7~9.1億円
  • 売上と営業利益のYOY: 24%~28%

最大では、売上280億円、営業利益11億円を出してくると思います。

5.妥当な株価はいくらか?

保守的に見ると、営業利益8.7億円×60%=純利益5.2億円。PER20倍として、104億円の時価総額

  • 現在82.4億円なので、+25%は上がるはず。これが最低ライン。

うまく行けば、営業利益11億円×60%=純利益6.6億円。PER20倍で、132億円の時価総額

  • 現在と比較して、+60%まで上がり得ると思います。

株価で言うと、最低1,800円~2000円、50%くらいの確率で2,300円くらいは行くであろう、と思っています。

コロナで地合いは最悪ですが、イーブックにとってはむしろ業績押し上げ効果があるはずなので、株価は実態との乖離を強めていると思います。多少時間はかかるかもしれませんが、半年~1年以内には戻すと思うので、たくさん仕込みたいと思っています。


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