企業分析:ドリームインキュベーター②

ドリームインキュベーターも、なかなか値決めが難しい銘柄です。下値リスクを最小化するために、投資先で最大規模であるアイペットについて調べてみました。

  • DIは、アイペットの約60%を保有。
  • アイペットの時価総額が約200億円なので、保有株の時価は、120億円
  • DI本体の時価総額も約200億円。
  • アイペットの時価総額が上がっていくのであれば、DIの時価総額がこれ以上下がることはほぼ無いだろう、という考えです。

1.アイペットの基本データ

  • 経常収益: 122億円(FY 2017)
  • 調整後経常利益: 8.35億円
  • 調整後当期純利益: 3.1億円
  • 保有契約件数: 35.6万件
  • 成長率: 年率20%

2.中期経営計画で目標とする今後の成長

  • FY2018
    • 経常収益:145億円
    • 経常利益:9.9億円
    • 契約件数:41万件
  • FY2019
    • 経常収益:170億円
    • 経常利益:12億円
    • 契約件数:46万件
  • FY2020
    • 経常収益:195億円
    • 経常利益:14.8億円
    • 契約件数:52万件

基本的には年率20%での成長を狙う計画です。

3.仮に中期計画を達成した場合の株価はどのくらいか?

  • 現状は、調整後経常利益8.4億円で、時価総額が210億円
  • FY2020、すなわち2021年3月期で、経常利益14.8億円、時価総額はPERが同じであれば370億円
  • 今から、2.5年後で、株価は約2倍というペースです。

年率20%の伸びだと、そこまで時価総額は上がりませんね、、。

4.年率20%の伸びを維持、実現できるのか?

  • 現状は、市場でNo.2プレイヤーで、No.1はアニコムです。
  • 他に、たくさんのペット保険会社が参入していますが、ほとんどが少額短期保険という掛け捨て保険がメインです。
  • 全く同じ土俵で戦っているのはアニコムだけ、と考えてもほぼ間違いありません。(正確にはもう2社居ますが、小さいです)

アニコムと比較するとここ数年は、アイペットの方が伸びています。

ただし、いろいろな口コミサイトを見ると、最近はアニコムがアイペットより良いと推す声が多い気がします。一番の理由は、保険の価格です。

ペットは高齢化すると(だいたい10歳くらいになると)、病気・けがが増えて保険金支払いが増えます。だからでしょうが、アイペットは年齢が上がるに連れて、ものすごい勢いで保険料が上がっていきます。アニコムと比較して、明らかに高いです。

正直現時点では、アニコムが不当に安く、利益を上げられない状況に陥るのか?それともアイペットが不当に高いのか?がわかりません。ただし、ユーザーからの評判は明らかに悪くなっていくと思うので、伸びが少しでも鈍化すれば、アイペットからは手を引いた方が良いなあと思いました。

5.DIへの投資はどうすべきか?

  • DIも、今月末の決算持ち越して、その結果良くても悪くても、新しい材料が出ない限りは一旦売った方が良いかなと思っています。
  • 新しい材料とは、例えばボードウォークの上場の話や、他の投資先企業で明確な好材料が出るなど、なんらか株価を下支えするに違いないと思われる情報のことです。

とりあえずは、月末の決算で少しでも株価が上がり、さらっと売り抜けられることを祈ってみます。

投資・資産運用に関して興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

今までの企業分析の記事に興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です