チャート分析:機関投資家の買い集めを出来高で判断する方法

チャート分析で、機関投資家の買いを見極めていくことがとても重要です。僕のイメージは以下です。

  • 機関投資家が買った週は、高めの陽線で出来高も多い
  • そのあと、数週間は機関投資家は落ち着きを待つため、出来高は少なめでなだらかな横ばいもしくはなだらかな下降トレンドになる
  • 落ち着いた頃にまた、機関投資家の買いが入り、高めの陽線で出来高も多くなる

上記の動きが、株価が上がり続ける最初の3分の1くらいの期間で起きるというイメージです。これをいくつかのチャートを見て、確認していきたいと思います。

キャリアインデックスのケース

上記は2017年1月~10月までの時期です。このあと、更に大きく上がっていきます。↓が過去2年のグラフですが、最初の1番のちょっと前のところまでの拡大図が上のグラフとなります。

上記で1番、2番、3番、4番には何が起きたのでしょうか?

  • 1番: 特に材料なくわかりませんでした。これも機関投資家の買いでしょうね。
  • 2番: 2018年3月期の決算発表でした。2018年3月期は伸び、2019年3月期の予想も良かったので伸びてます。
  • 3番: 8月13日の決算発表まで様子見、利益確定売りの動きが1ヶ月くらいあったようです。また立会い外分売の発表の影響もあったのか?
  • 4番: 8月13日の決算発表の結果により、大きく売られています。そもそも日経がこのタイミングで1000円ほど売られているので、お盆前の影響でしょうか? 市況が悪かった要因だと思います。

こうしてみると、

  • 機関投資家の買いの動き
  • 好決算への反応による暴騰
  • 決算後、時間と共に落ち着きつつ、市況次第で暴落暴騰あり。

という動きですね。

東海カーボンのケース

東海カーボンも2017年の上昇前半のフェーズを見てみました。

1番: 機関投資家の買い集め。そこから8週間ほど出来高は低め、株価はなだらかな下降トレンド
2番: 機関投資家の買い。そこから3週間ほど出来高減少。株価横ばい
3番: 機関投資家の買い。そこから4週間ほど出来高少な目。株価横ばい
4番: 機関投資家の買い。そこからはもうあまり出来高が落ちていません。たくさんの個人投資家が参入したのだと思います。
5番: 機関投資家の買い。そのあとも、なだらかに株価が上がっていっています。個人投資家が完全に参入して買い上がってきている。
最後の1月12日が、もう放物線上に急上昇しているので、クライマックスに近いです。これが、機関投資家の描いたストーリーでしょう。

その先を見てみました。

2月に再度大きくあげて、ここがクライマックスですね。
そこから4月13日まで大きく下げています。最後は出来高の大きな売りなので機関投資家の売りです。

ただ、5月、6月で更にもう一度大きく上がったのは、機関投資家が想定した以上に黒鉛電極価格が2018年も上がったからだと思います。それによるカーボン各社の2018年の決算予想が想定以上だったと。

やはり、株価は上がってから買うのではなく、上がり始めたタイミングで機関投資家と同じタイムラインで買って、売らないと大きく儲けるのは難しいのだとよくわかりました。

キャリアインデックスと東海カーボンの出来高を良く見ることで少し学ぶことができたと思います。


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