板読みデイトレードの本から学んだ機関投資家の動き

徹底攻略板読みデイトレードという本を読んでみました。デイトレードって、全くできる自信がありませんでしたが、要はポーカーのような相手との心理戦であり、かつパターンがあると言うことを学ぶと、できるような気がしてきますね。実際は、頭で理解できても、それを実践するには最低数ヶ月は実践が必要だと思うので、そう簡単にはできる訳ないのですが、、。でも希望は持てました。

さて、この本で機関投資家の利食いについて書いてある部分がありますが、これはデイトレードでも、中期トレードでも構造は全く同じだろうなと思ったので、以下に書き留めておこうと思います。

機関投資家の利食いのやり方

  • 厚い売り板は大口のロングポジションの利食い
  • では、なぜそんな厚い売り板に買い注文をぶつけてくる人が居るのか?
  • その理由は、厚い売り板が入っているポイントを見ればわかる
  • 厚い売り板はたいてい前回の高値を抜けたところなど、何らかのポイントを上に抜けたところに入っていることが多い
  • ここには以下2つの買いが入っている
    • ①ショートのロスカット注文(前回の高値などを上値抵抗線としてショートしているため、そこを超えたらロスカットする予定)
    • ②ブレイクアウトとレーダーによる成り行きの買い注文(上値抵抗線を抜けたら、一気に上がることを期待してそこを狙ってくる買い注文)
  • 大口の利食いは、上記の①と②の買い注文に対して、自分の売り注文をぶつけるために、価格を吊り上げて①と②の買い注文に対して自分の価格吊り上げのための買い注文や元々持っていた注文の利食いを行う
  • 買いポジションの一部を利食いしたあと、上げの勢いがおさまったら少し叩き落してまたショートを誘いこみ、、、。
  • 同じことを何度も繰り返しながら、利食い注文を積み上げていく、、。

レンジがブレイクされ、次のレンジを形成するメカニズム

レンジ相場では、高い位置でショートするトレーダーと、低い位置でロングするトレーダーが居る。この時、以下が起こっていく

  • レンジの下限では高い位置でショートしたトレーダーは利食いするが、一方で更に下抜けする可能性を見越して、一定量をショートのまま残しておく
  • レンジの上限では、ロングのトレーダーが同様に一定量をロングのまま残しておく
  • 長いレンジ相場が続くと、レンジの上値と下値抵抗線に、それなりのロング・ショートの注文が蓄積されていく
  • ここで、機関投資家がレンジブレイクを仕掛けて、例えば上抜けした場合、ショートのポジションはストップロスとして買い注文に変わり、更に株価を引き上げます。
  • 同様にブレイクアウトを狙った買い注文が入り、更に株価を引き上げます。
  • また上値抵抗線でロングポジションを利食いしようとしたトレーダーもそのままキープするので、売り注文が減り、更に上値圧力を高めます。

やがて、売り手が妥協できる価格まで上がれば買いの勢い葉吸収され、そこで大きな出来高ができ、その価格帯別出来高が積み上がって、次のレンジの中心を形成して、次のレンジ相場が構築されます。

これが繰り返されることで、レンジのベース、そこからのブレイクアウト、そして次のレンジのベースができて、株価が上がったり、下がったりするというメカニズムになります。

とてもおもしろいと思ったのが、デイトレードでも、長期トレードでも起こっていることは同じですね。結局は、機関投資家の動きを見て、他の一般投資家の心理も予測して、最適な場所で仕掛けて、勝つ確率を最大化させるのだということがよくわかりました。とっても良書です。


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