東海カーボンの妥当な株価はいくらか?を分析し、予想してみた

東海カーボンも日本カーボン、昭和電工やSECカーボンと同様に、妥当な株価を試算してみます。

同じフォーマットで書くと長くなるので簡潔に結論だけ書いてみます。

結論としては、2200円くらいだと思っています。なぜかと言うと、

1.既に、特別利益を除いた場合のPERは高いです。

  • EPSが220円弱なので、2200円でもPERは10倍あります。
  • 特別利益は、あくまで今年だけの数字なので、確かに特別配当が出る可能性があり、少し高めのPERが期待できますが、所詮それだけです。

2.韓国カーボンとカーボンブラックの会社を2社とも買収、連結にしていますが、営業利益へのインパクトは小さいです

  • 確か両方合わせて、営業利益で50億円くらいだったはず
  • 普通に650億円くらいの営業利益があるので、全体へのインパクトは10%未満です。

3.黒鉛電極の営業利益の上振れ余地も、日本カーボンと同じ理由で小さいです。

  • 上期に200億円、下期に286億円を既に計画で入れております。
  • これは、下期は上期の1.43倍
  • 日本カーボンと同様に販売価格は1.5倍くらいなので、営業利益も1.5倍になるとしても、営業利益の上振れは14億円程度

以上の理由で、たぶん営業利益は全体で10~15%程度くらいしか上振れしないと思っています。

そうすると、マーケットにとってのサプライズも小さいので、株価の急騰は期待できないかなと思っています。

もし、仮に黒鉛電極の価格が更に上がったり、もしくはニードルコークスの値上がり幅が小さく、営業利益率が下期は大きく上がるとしましょう。其の場合は、営業利益が20%とか25%くらい、上振れするかもしれません。

でも仮にそうなったら、昭和電工の営業利益は50%とか60%ほど上振れします。なぜなら、下期の営業利益の計画が上期より小さいので。

  • 昭和電工の無機セグメントは上期505億円、下期330億円 ⇒ 即ち下期は上期の0.66倍しか見込んでいません
  • 東海カーボンの黒鉛電極は上期200億円、下期286億円 ⇒ 即ち1.43倍を既に見込んでいるのです

上記がマーケットに与えるサプライズの大きさを圧倒的に変えると思います。

  • 昭和電工とSECカーボンは、必ず大きな上方修正があります
  • 日本カーボンと東海カーボンは、大きな上方修正は期待できません。
  • もし仮に、日本カーボンと東海カーボンが大きな上方修正をするときには、昭和電工とSECカーボンは巨大な上方修正をすると言うことです

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