株価のサイクル:4つのステージを理解して正しいタイミングで買いと売りを行うヒント

ミネルヴィニの成長株投資法という本からの抜粋です。トレンド、機関投資家の動きを理解することがとても重要です。

特に4つの株価のステージにおいて、其の株が現状どこにいるのか?を把握することはマストです。

1.EPS、売上高の伸び、キャッシュフロー、ROEがいかに魅力的でも、長期的に下降トレンドにある株は買うべきではない
・動いている物体には慣性が働く。株式市場でも同様のことが見られる
・現在のトレンドは、何かが起きて、それを変えるまで続く傾向がある

2.株価の動きの根底にあるファンダメンタルズの変化によって、機関投資家は株を買ったり売ったりする。これらの局面は、上昇ステージでも其のあとの下落ステージでも、出来高が急増するために簡単に特定できる

3.株価のサイクルは4つのステージで成り立つ
①底固め局面: 無関心
②上昇局面: 機関投資家の買い集め
③天井圏: 機関投資家の売り抜け
④下落局面: 投売り

4.第1ステージの特徴
・第1ステージの間、株価は上へも下へも持続した動きは見せず、横ばいに動く
・株価は200日移動平均線の近くで上下する。何ヶ月、何年も続くことがある
・第4ステージで株価が数ヶ月以上も下げたあとに、この横ばいステージに入ることがよくある
・通常、出来高は減って、前の第4ステージと比べても少なくなる

5.第1ステージ⇒第2ステージへの転換
・株価が150日と200日の移動平均線を上回っている
・150日移動平均線が200日移動平均線を上回っている
・200日移動平均線が上向きになっている
・高値と安値の切り上げが続いている
・上昇のときに急増する出来高が押し目のときには対照的に少なくなる
・商いを伴って下落した週よりも、商いを伴って上昇した週の方が多い

5.第2ステージの特徴
・株価は200日移動平均線を上回っている
・200日移動平均線自体も上昇トレンドである
・150日移動平均線が200日移動平均線を上回っている
・株価は高値と安値を階段状に切り上げることで、明らかな上昇トレンドである
・短期の移動平均線は長期の移動平均線を上回っている
・株価が大きく上昇する日や週には出来高が急増し、通常の押し目の期間では対照的に出来高が減る
・平均以上の出来高のときには、下落する日や週よりも上昇する日や週の方が多い

6.第3ステージの特徴
・株価は今までよりも変動幅が大きくて不安定になり、ボラティリティが高まる
・通常は出来高を伴って、大きく下にブレイクする。しばしばそれは第2ステージの上昇が始まって以来、1日で最大の下落になる
・株価は200日移動平均線を下抜くかもしれない。天井を付ける間に200日移動平均線を数回、上下するので200日移動平均線の近くでボラティリティが高まるのはよくあること
・200日移動平均線は上方への勢いを失って横向きになり、やがて下降トレンドに転換する

7.第4ステージの特徴
・株価は200日移動平均線を下回っている
・200日移動平均線は、第3ステージでは平らか下向きになり始めていたが、今や明らかな下降トレンドである
・株価は52週安値を付けているか、そこに近い
・株価のパターンは安値と高値の切り下げが階段状に続く
・短期の移動平均線は長期の移動平均線を下回っている
・株価が大きく下落する日や週には出来高が急増し、戻りでは対照的に出来高が減る
・上昇する日や週よりも下落する日や週のときに、平均以上の出来高になることが多い

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