昭和電工の妥当な株価はいくらか?を予想してみた

黒鉛電極の価格が上がることで、日本カーボン、東海カーボン、昭和電工、SECカーボンの株価がこの1年で暴騰しました。

もうすぐ第2四半期が終わり決算発表されますが、一番株価上昇余地があるのは昭和電工だと見ております。

昭和電工はどのくらいまで株価が上がるか?を以下のように試算してみました。

1.まず、営業利益を試算してみます。

  • 現状の会社予想は2018年12月期で1370億円
  • うち、黒鉛電極を含む無機部門が835億円
  • 但し、ここが大きく上振れすると見ております。

仮に東海カーボンと同じ価格で売り、同じような利益率になると仮定してみます。

  • 東海カーボンは、Q1の黒鉛電極売上が170億円、営業利益が85億円
  • 通期では、黒鉛電極売上931億円、営業利益486億円と予想
  • 昭和電工は、Q1の黒鉛電極売上が514億円、営業利益が249億円
  • 通期では、黒鉛電極の営業利益は東海カーボンに比例させると486億円×249÷86=1424億円にもなる
  • これは、現状予想が835億円なので、黒鉛電極だけで上方修正が589億円にもなる

別の方法で、今度は生産量に比例させてみる。

  • 東海カーボンの生産量が9.6万トン
  • 昭和電工は今年、26.9万トンと想定(1万トンほど下期に生産量が増加すると言われているのを織り込んだ数字
  • これをベースとすると、486億円×26.9÷9.6=1362億円
  • これでも、黒鉛電極の上方修正が、527億円に達する

ということで、保守的に小さい数字をとっても、527億円の上振れで、1370+527=1897億円の営業利益が予想される

2.営業利益をベースに、最終利益、EPSを試算

  • 現状予想は営業利益が1370億円、最終利益が850億円、EPSが572円
  • 営業利益が1897億円になると、最終利益は1177億円、EPSは792円

3.株価は、PER次第であるが、だいたい最低7.5倍、たぶん8.5倍くらいまではいくはず

  • 7.5で5940円
  • 8.0で6336円
  • 8.5で6732円
  • 9.0で7128円

来年度も、黒鉛電極による利益は今年以上になると想定されるため、最大でPER9.0くらいまでは行ってもおかしくはない。

だとすると、最低6000円の株価、6500円が妥当、7000円を超えてもおかしくはない、というのが妥当な株価レンジと思われる。

さらに、黒鉛電極の価格が上がることもありえるので、それがおきれば最大で7500円の株価が見えてくるかも。というのが現状の試算。

結論は、最低6000円、黒鉛電極価格が10月も値上げされる?ようなことがあれば7500円を狙う展開も起こると思います。

4.ちなみに配当利回りも考えてみると、以下のようになります。

  • EPS792円で、30%の配当性向だと、配当額は237円
  • 株価が6000円だと、配当利回りは約4%
  • 株価が6500円だと、配当利回りは3.6%
  • 株価が7000円でも、配当利回りは3.4%

とても良いですね。やはり、配当まで発表されれば、さすがに6500円くらいは株価も行きそうです

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