SECカーボンの決算予想:黒鉛電極含めた上振れ余地は?

いよいよ明後日にSECカーボンの第1四半期決算発表が迫ってきました。今一度、SECカーボンの業績上振れの可能性を考えてみます。

1.まずは、これが2018年度の業績予想で会社発表のもの

  • 売上:298億円、営業利益84億円
  • 上期: 売上153億円、営業利益48億円
  • 下期: 売上145億円、営業利益34億円

更に、商品事業別の売上を見てみますと、

  • 黒鉛電極: 上期95億円、下期87億円、通期で181億円
  • アルミ用電極: 上期39億円、下期38億円、通期で77億円
  • その他: 上期20億円、下期20億円、通期で40億円

そして、為替の前提が1ドル100円にも関わらず、海外と国内の売上予想は、

  • 輸出: 上期94億円、下期84億円、通期で178億円
  • 国内: 上期59億円、下期61億円、通期で120億円

2.どこに、どのくらいの上振れ余地があるのか?

  • まず為替が、第1四半期で平均108円くらいなので、8%ほど上振れ
    • 第1四半期だけで、上期94億円の半分として、47億円X8%=3.8億円くらいは上振れるでしょう。
    • 通期だと、10%上振れしそうなので、18億円くらい。少なく見積っても15億円程度は上振れしそう
  • 次に黒鉛電極の下期の売上が上期より少ない点が、おかしいです
    • 上期95億円で、下期が87億円
    • 最低でも同じだけの売上、普通に考えれば20%程度は売上増になってしかるべき
    • だとすれば、最低8億円、たぶん27億円くらい売上増になるのではないでしょうか?

3.第1四半期と、通期はどのくらいの数字になりそうか?

  • 第1四半期は、営業利益が24億円の予想が、29~30億円くらいになるかと思います。(というか、そう信じています)
  • 通期では、売上は45億円くらい上振れ、営業利益は30億円くらい上振れてもおかしくないです。
    • この上振れは適時開示レベルですが、第1四半期ではなく、11月の第2四半期決算で修正される可能性が高いと思います。
    • 現時点では10月以降の黒鉛電極価格が決まっておらず、下期の数字が確定できないので上方修正は出しにくいと思うので

この予想を踏まえると、SECカーボンは上方修正が出るまで、あと半年程度はホールドすべきです。

ただ、たぶん第1四半期決算発表後に少し株価が上がり、また1ヶ月以内くらいにはほとぼり冷めて下がってくると思うので、お盆明けくらいに売って、また9月か10月に買い戻すのが得策かと思っています。

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