昭和電工が新中期経営計画を発表しました。同時に増配と自社株買いを行いました。
- 増配は30円、年間合計で120円で、利回り3.33%です。180円来ると思いましたが、120円は少なめです。
- 一方で、自社株買いを100億円実施。時価総額が5400億円なので、約1.8%ほどです。これは悪くありません
それでも株価は一瞬上がって、また下降トレンドに戻りました。地合い恐るべしです。
新中期経営計画の中で特筆すべきと思うポイントを上げてみました。
- 2019年から2021年の3年間合計
- 売上高が3.4兆円、営業利益が4800億円、純利益3300億円
- これは1年間に換算すると、売上高1.1兆円、営業利益1600億円、純利益1100億円です。
- 今年に加えて、この先3年間、純利益が1100億円が続くのであれば、PER4.7倍は明らかに安すぎです。これだけ見ると、買うに値する目標値ですね。
- M&Aの枠として、3年で1500億円を確保
- それなりに大型の買収をする可能性あり
- 黒鉛電極で3年間で、3250億円の営業利益を予定
- 黒鉛電極の価格が3年間程度は高止まりする計画ということです!
今日の疑問は、今期の通期予想を上方修正していないことです。明日か今週金曜日にでも出すのでしょうか? むしろ、明日か金曜日くらいに少し仕込んでみるのはありかもしれません。
さすがに、今から3年間、PERが5倍を切ったままで行くわけもなく、、。中長期で保有する気があるなら、今は買いどきかもしれません。
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