昭和電工の2018年第3四半期決算発表レビュー

昭和電工が、決算発表を迎えましたので結果をレビューしてみたいと思います。

1.まずは、売上、営業利益、純利益の推移

  • 第1四半期:2147億円、343億円、247億円
  • 第2四半期:2412億円、436億円、333億円
  • 第3四半期:2691億円、566億円、413億円
  • 3四半期合計:7249億円、1345億円、993億円

です。

2.第1四半期から第3四半期までの利益の伸びの内訳を見てみます。

  • 石油化学: 33、41、81億円。第3四半期になり急に40億円も伸びています
  • 化学品セグメント: 36、41、49億円。数億円ずつ右肩あがり
  • エレクトロニクス: 29、28、45億円。これも第3四半期で15億円ほど伸びています
  • 無機セグメント: 248、333、398億円。黒鉛電極の価格に応じてすごい伸びです
  • アルミニウム: 13、14、14億円。ほぼ横ばい
  • その他: 8、5、4億円。ほぼ横ばい

3.第4四半期はどうなるでしょうか?

  • まず無機セグメントは、黒鉛電極価格が10月から上がるはずであり、それを考えると更に50億円程度は利益を上積みしそう
  • 石油化学は、定期改修が終わったので、第4四半期も80億円前後が期待できそうです
  • 他はそこまでインパクト大きくないので、横ばいとします。

だとすると、最低でも第3四半期と同じ、たぶ50億円以上上積みされることが予想されます。

4.通期の結果はどうなるか?予想との比較で見るとどうか?

  • 会社の通期予想:9850億円、1700億円、1150億円
  • コンセンサス:9993億円、1853億円、1224億円

仮に第4四半期が、第3四半期と同じだと仮定すると以下です

  • 9940億円、1911億円、1406億円
  • たぶん、売上は1兆円を超え、営業利益は1960~2000億円、純利益も1440億円~くらいになりそうです。
  • コンセンサスを超えます。特に純利益は15%程度は上触れすると思われます。

5.株価はどうなるか?

  • 仮に純利益が1400億円だとすれば、1株益が942円
  • PER6倍で、5650円、PER6.5倍で6100円くらいです

2019年の見通しが12月12日くらいに発表されると思いますが、それ次第でPERは7.5倍くらいまで上がる気がします。一方で、それまでは5600円~6000円くらいをうろつくのではないでしょうか?

あとは、今回の決算のカンファレンスの受け答え次第で、2019年の見通しが見えるかもしれません。それ次第で6000円超えもあるかもしれません。

カーボン各社や、黒鉛電極価格に興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

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最近読んだお薦めの本です。


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