ミネルヴィニの成長株投資法から、気になった点を抜粋してメモしておきます。
1.昨日の利益は、今日の元本
- 元本と利益を区別してはダメ。多くのトレーダーが犯す大きな過ちは、トレードで得た利益をギャンブルで儲けたお金と考えて、最初の資金よりも何か価値のないものであるかのように振舞うこと
2.株価調整に備えた損切りまでの余地は、今まで得た利益とは無関係
- もちろん、株価がある程度、変動できるだけの余地を残しておくべき。しかし、その余地は過去に得た利益とは無関係
3.自分がいつ間違っているかを知る
- 買った銘柄が買値以下に下げたら、少なくともタイミングという点では間違っていると告げているのだ。
4.大きな間違いを避ける
- 投資家は大きな利益が出るまで待つよりも、大きな損失が出るまで持ち続ける可能性のほうが高い
- 含み損が出るとあまりにも長く持ち続けるが、利益が出るとあまりにも早く売ってしまう
- 価値が増えた銘柄よりも、価値が減った銘柄を買い増しする可能性の方が高い
- 投資家は小さな損失よりも、小さな利益を受け入れる可能性の方が高い
5.大きな損失を避けることが、大勝するための唯一最も重要な要素
- 株価の上昇はコントロールできないが、損失の多寡は自分の選択次第
6.自分を正当化しない
- 自分の考えが当たっているときには、トレーダーになるが、読みが外れると、投資家になるという具合に立場をコロコロ変えるのはダメ
7.100万回の取引のうちの1回
- 毎回のトレードを、これから行う100万回のトレードの単なる1回とみなすと、小さな損失を引き受けて、次のトレードに移るのがもっと楽
8.自尊心を捨て、目標に純粋になる
- 成功した投資家は気持ちを切替えて、変化を受け入れることができる。
- 彼らは特定の銘柄にほれ込むことはなく、状況が悪化すればそれを無視する。
- 彼らの目標は、自分が正しくて株式市場が間違っていると証明することではなく、利益を出すこと
9.10%で損切り、30%で利食い
- 絶対に譲れない最大の損切りのストップを10%にしながら、平均利益を少なくとも平均損失の2倍、できれば3倍にする
10.損切りルールを絶対に守る
- たいてい、投資家は持ち株が下落すると、次の上昇で手仕舞うと言う。
- そして、次の2つのうちの1つが起きる。
- 株価が上昇する。すると、多くの場合、株価が再び上昇すると安心するので、まだ売らない。
- あるいは、株価が二度と上昇せずに下落し続ける。すると売るのがさらに難しくなる
11.負けている時は取引額を減らし、勝っている時は取引額を増やす
- 上昇している銘柄は、買い増しし、下落している銘柄は即時売却する。ナンピン買いはナンセンス
書いてあることは其の通りだが、驚くほど自分が今までやってきた行動が、ダメな行動として載っている。
むしろ今までと真逆に行動すればいいのではないだろうか、、、。
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