相場サイクルの見分け方:マーケット暴落に備えて

浦上邦雄さんの、相場サイクルの見分け方という本を買ってみました。

大きなメッセージはたった1つです。以下になります。

  • 株式市場は4つのフェーズが分けることができる
    • ①金融相場
    • ②業績相場
    • ③逆金融相場
    • ④逆業績相場

①金融相場とは?

  • 不景気のときに、政府と中央銀行が、財政出動、金利引き下げによる金融緩和を行うことにより起きる相場
  • 景気が底入れをうち、株式市場は上昇トレンドに向かう

②業績相場とは?

  • 財政出動による雇用創出や、金利引き下げによる株式、不動産などの資産価値の上昇による資産効果で、経済自体が実際に良くなり始める
    • 金利が下がると、株式や不動産などに求める期待利回りが下がるため、結果として価格が上がる
  • 企業業績が実際によくなり始めるため、結果として株式市場は更に上昇トレンドを加速させる

③逆金融相場

  • 景気が良くなると、物価が上昇を始めるため、中央銀行が金利引き上げを開始する
  • その結果、今度は株式市場の期待利回りが上がり価格抑圧効果が働く。不動産も利回りが低下し、結果として不動産価格の下落が起こる

いま、アメリカがまさにこの逆金融相場へ入り始めるところくらいです。

もっと金利上げていけば、必ずこの③番に明確に移行するでしょう

④逆業績相場

  • 実際に景気が悪くなり、企業業績が悪化し、株価は更に下落を続ける

いま、業績もまさに上昇幅が狭くなり、横ばいから下落トレンドに入るか/入らないか?の見極めが行われていますね。

日本は、もうずっと金利が低いままであり、そういう意味では逆金融相場に明確にはなっていません。ほんのすこーしだけ金利が上がる余地が出ただけですね。一方で株価を底上げする日銀によるETF買いが限界を迎えつつあり、資産効果も横ばいから下落に向かう可能性が見えてきています。

昔よりグローバル化されたせいか、各国の単独の金融政策が利かなくなってきています。少なくとも日本は。

日本は、雇用やスキルなどの流動性が低いため、結局世界の景気サイクルに人々が着いていけていないのかもしれません。そういう意味では触れ幅が小さい経済になったのでしょうか、、。良くも悪くも、、。

いずれにしても、今が業績相場の終盤であり、逆金融相場の入り口であることは間違いないように見えます。

正確なタイミングはわかりませんが、やはりすぐに株式市場から資金を引き上げられるようにしておくことがとても重要に思います。

投資・資産運用に関して興味のある方はこちらの記事もご覧ください。


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