インデックス積立投資と個別銘柄分析投資はどちらが良い投資手法なのか?

世の中、インデックスの積立投資を推奨する記事や本が一杯あります。

一方で、個別銘柄に投資して、億り人になっている人も居ます。さて、どちらを実践するのが良いのでしょうか?

結論は、それなりに正しい分析ができるなら個別銘柄を分析して投資すべきで、それができないならとにかくインデックスに積立て投資するのが一番だと思います。理由を以下に書いてみます。

1.株式投資で成功するためには何がわかる必要があるのか?

  • どの銘柄を
  • どのタイミングで
  • いくらの株価のときに
  • 買えばよいのか?
  • そして売ればよいのか?

これがわかれば、株式投資は成功します。当たり前ですが、、。

ただ、これがそう簡単にはわからないのが、株式投資の難しいところです。

2.では、もし上記1がわからない場合はどうすれば良いのか?

  • 銘柄がわからないなら、ある程度たくさんの銘柄を買えばよい。そうすればどれかは当たるだろう
  • タイミングがわからないなら、毎月一定額買えばよい、そうすればどれかの月は底値に近いだろう
  • 株価が割安か/割高かわからなければ、これまた毎月一定額買えばよい、そうすれば同様に安値で買えるときもあるだろう
  • 売り時はよくわからなくとも、ながーく持っていてとにかくプラスになったときであれば、まあ贅沢さえ言わなければいつだって良いでしょう。

という考えに基づいたのが、主要銘柄を全て組み込んだインデックス指数連動の商品を、毎月積立する、という投資戦略だと思います。

ただし、金融危機が10年に1度くらいしか来ないので、最低でも20年くらい積み立てる覚悟が必要です。10年だと、そろそろ売ろうと思ったら金融危機になってしまい、損益がマイナスになってしまって売ると損切りになる、ということが起こり得るからです。20年あれば、山あり谷ありでしょうが、どこかでプラスになって売ってしまえばよいタイミングはあるでしょう。まあ、それでも欲を出して売り時を間違えないのが大前提ですが。

3.仮に、上記1がある程度の精度でわかるのであれば、もちろん個別銘柄投資をすべきです。

  • バフェットの投資手法は、まさに個別銘柄投資のための教えです。そして彼は勝ち続けています。ですので一定の分析力と胆力があれば実現可能だと言うことです。
  • バフェット投資手法の本質は以下3つだと思っています。
    • ①対象企業の「本質的内在価値」を推定すること
    • ②本質的内在価値を推定できるような、自分がよくわかっている領域(コアコンピタンス領域)以外には手を出さないこと
    • ③それでも間違えるリスク、企業の不祥事リスクなどがあるので、十分な安全域(マージン of セイフティ)を取ること

本質的内在価値を推定できるということは、本来この企業は1株1000円の価値があるというのがわかるということです。これがわかれば

  • 今が株価1500円であれば、割高だし、800円であれば割安だとわかることになります。
  • もちろん割安銘柄を買うべきなので、どの銘柄を買うべきか?がわかることになります。
  • そして、株価は日々動くので、いつ買うべきか?もわかることになります。
  • もちろん、いつ売るべきか?もわかることになります。
  • 全ては、本質的内在価値と、実際に日々変動している株価を比べて、安い時に買い高い時に売ればよいという常識に沿った行動が取れるわけです

でも、企業によっては業界特性や、そもそも事業をたくさん持っているなどの理由で、本質的内在価値を推定しにくい企業がたくさんあります。また自分が知らない事業は、相当量の勉強をしないとわからないことがたくさんあり、本質的内在価値を推定しても、デタラメな数字しか出せないはずです。なので、バフェットでさえ、自分が得意な領域=コアコンピタンス領域だけに絞って投資を実行するというのを大原則にしてきました。

そして、それでも間違えるリスクがあるので、十分な安全域を取るわけです。本来1000円の価値があるとわかっていても、株価が900円では買わず、800円でも買わず、例えば700円未満になるまでじっと待ち、650円で大量に仕込んであとは待つというような投資手法に従っているわけです。

4.ということで再度、結論は?

  • 自分が勉強して、自分が理解できる業界や企業を広げていき、コアコンピタンス領域自体を広げられる
  • そして、本質的内在価値を推定する方法も学び、理解している
  • という人は、個別銘柄投資を投資戦略の基本にした方が、はるかに高いリターンを上げられると思います。
  • 一方で、事業の価値を推定する方法がよくわからない、という人は、全く別のチャート分析などの手法を確立するか?もしくは、インデックス積立投資を淡々とし続けるのが最も効率が良い投資手法なのだと思います。

どちらが良いか?という問いではなく、自分の得意・不得意、勉強意欲、投資に使える時間、性格、などを踏まえて、自分にあった方法を選ぶのが良いのだと思います。

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