株式投資での成功を狙う上で、チャートから最大限の情報を取ることは不可欠です。以下にミネルヴィニの成長株投資法からの抜粋を記します
1.最も成功しているとレーダーは相場の足跡を読む技術を利用して、リスクに比べてリターンが高いときに、自分の資金を投入する
2.株価と出来高を分析すれば、其の銘柄が機関投資家による買い集めや売り抜けの最中かどうかを判断する上で役立つ
- 選ぶ銘柄は、機関投資家の買いに支えられているという根拠があるものだけに制限すべき。最初に買おうとする必要はない。勢いが増していて、失敗するリスクが比較的小さいところを探すべき
3.株価の健全な動きとおかしな動きが区別できるようになれば、投資候補を選別するフィルターとしてチャートを使い、可能な限り優れた買い候補を見つけて、成功する確率を高めることができる
- こうした推測ができる唯一の理由は、何が正常で、何が起きるべきかという知識を持てるかどうか次第だ
4.ほぼ全ての健全な値動き(機関投資家による買い集めの動き)に共通する特徴は、ベース内の特定の範囲で出来高を大幅に減らしつつ、ボラティリティが低下すること
- ベースの左から右に向かって、ボラティリティが低下する銘柄を見つけることがとても重要
5.ボラティリティの低下は、何を意味するのだろうか?
- 機関投資家による買い集めが進んでいるとすれば、横ばいは強い投資家が弱いトレーダーを吸収する期間を表す
- 弱いトレーダーが取り除かれたら、わずかな需要でさえ取るに足らない売り板を圧倒するので供給不足によって其の銘柄は急騰する
- 機関投資家の買い集めがなされている銘柄は、出来高の減少と値幅の縮小がほとんど常に現れる
- 其の後に出来高の増加を伴ってピボットポイントを上に抜けるときが買い時
6.弱いトレーダーとはどんな人たちなのか?
- ある銘柄が調整して下げ出すと、前の高値付近で買って含み損を抱えてしまう買い手が出てくる。彼らの多くは含み損に苦しみ、損益ゼロになるだけで大喜びする
- 加えて、幸運にも底値でうまく拾えたので、株価が前の高値近くまで再び上昇するとこれら含み益のある買い手も利食いする
- これら両方の売りによって、ベースの右側で押しが生じる
7.ボラティリティが低下していることと、横ばいが短期間で終っていないことに加えて、ベースの範囲内で振るい落としがあったかをみるべき
- うまくいく確率を高めるために、ベースの形成中の重要なところでふるい落としが少なくとも1回あるまで待った方が良い
- リスク管理に損切りのストップ注文を使う規律を持ったトレーダーは、あなたも含めて弱い保有者なのだ
- つまり、大きな損失を避けるために、あなたは比較的浅い押しで売るだろう
- 株価の動きを理解している情報通の投資家は、自分が買う前にベース内で振るい落としがあったかに目を光らせている
8.振るい落としのあとに、大きな出来高を伴って元の水準まで戻れば、それは良い兆候
- 機関投資家の買い集めの兆候は、株価の突出高に現れる。
- 突出高はたいてい、ベース内やベースの右側での調整で、安値を付けた後に起きる
- その時に出来高も急増すれば、その値動きは信頼できる
- 安値から上昇する日や、ベースの右側で上昇する日に、出来高が平均を上回ってかなり増えたところを探す
- 押しでは出来高が少なく、出来高が全体として増えている日や週に大きく上げていれば、検討中のその銘柄が機関投資家によって買い集められている健全な兆候
9.買いのセットアップで欠かせない要素は若さである
- 歴史を振り返ると、ほとんどの急成長株は、上場して8~10年以内に並外れた上昇局面に入っている
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