成長株投資法とは?(オニールとミネルヴィニ)

成長株投資法とは、その名の通り、急成長する企業に対して投資をすることで、比較的短期間で大きな利益を得るための投資法です。

オニールの成長株発掘法とミネルヴィニの成長株投資法の本が有名ですが、そのほかの本も読んで、私なりに理解したことを整理しようと思います。

1.まずは、チャートから銘柄を探す

成長株投資法は、結局はチャートとファンダメンタルの両方を検討しますが、基本的には最初チャートから確認して、対象となる銘柄を絞り込んだ上でファンダメンタルを確認する、という順番です。

これはなぜかと言うと、ファンダメンタルが比較的良い銘柄はたくさんありますが、だいたいの銘柄は既にマーケットで評価されていて、株価が上がってしまっているからです。

我々が見つけたいのは、ファンダメンタルは良いが、まだ市場では評価されていない割安株です。なので、チャートの形を見て、株価が上がってしまっている銘柄はどんなにファンダメンタルが良くてもだいたい手遅れなので、先にチャートの形を見るという方法論となります。

2.では、どんなチャートの形を探すか?

サインは大きく2つです、
①それなりに長い期間、チャートが横ばいを続けている。もちろん上下に波打ちながらですが、ほとんど横ばい。期間は長ければ長い方が良いです。チャートが横ばいということは、ほとんど誰も興味を示しておらず、かつ、買い手は売る気もなく、ガチホールドなので、何があったときに売り手はおらず買い手のみなので、急騰しやすいためです。
②更に良いのが、チャートが上下に波打ちながら、その波の高さがどんどん弱まっている場合。VCPパターンと呼ばれていますが、上下の振りで完全に弱い買い手が振り落とされて、強い買い手しか残っていないことを示しています。

3.次に、そのチャートの形の銘柄のファンダメンタルを見ます。

重要なのは、
①売上が伸びていること。年率30%以上くらいで、できれば年率50%以上で伸びていると良いです。
②そして営業利益が伸びていること。同様に年率30%なり、年率50%以上で。

ただし、営業利益が年率50%で伸びているのに、株価が横ばいになっているケースはほとんど無いです。なので、実際には、営業利益はあまり伸びていないが、その原因は成長に向けた更なる投資を実行中だから、という企業を僕は探しています。こういう企業は、投資をやめれば、あっと言う間に利益を出せるので。非常に大きな企業でこの代表格がアマゾンです。

③一応、一株当たり純利益がへんな減少をしていないか?を見ます。これは、増資によって株数を増やしていると営業利益が伸びているのに、一株当たり利益は減っているので、すぐ気づきますが。

株価は結局のところ、1株当たりに帰属する利益によって決まるので、いくら会社全体の利益が伸びても、それ以上に株式数を増やして、1株当たり利益が減っていれば、株価にとっては何の意味もないどころか、マイナス要因となります。

4.成長株投資法の対象銘柄は、マグマのエネルギーが溜まっているのをイメージできることが重要かなと思っています。

結局、株価は横ばいなのに、事業は伸び続けているのです。これっておかしなことです。何かがふたをしているその下で、事業はものすごい勢いで成長して、上へ上へと株価を押し上げようとしています。チャートとファンダメンタルを見て、こんなイメージを感じられる銘柄を見つけられれば、あとは何かをきっかけにマグマが爆発するのを待つだけ、という感じです。


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