1.患者のレントゲンやCATスキャンや心電図を見ずに執刀する意思は無責任であるのと同じように、チャートに示される株価や出来高のパターンを努力して解読しようとしない投資家は愚かなのである。
2.もっとも多いチャートパターン: 取っ手付きカップ
- 機関投資家による買い集めが進んでいる証拠
- 安値では薄商いになる。株がすべて売り尽くされて市場に新たに入ってくる株がほとんど無いことを意味している
3.機関投資家が買い集めをしている銘柄には、収束のパターンが現れる。週足チャートを見ると、その週の高値と安値の幅が近く、同じくらいの終値が数週間続いたり、前週の終値とほとんど変わらなかったりという状況である。
4.出来高の急増も貴重な手がかり
5.高値における株式供給
- 以前にその株価付近で買った投資家がトントンまで株価が戻ったらすぐ売るため、高値付近で強い抵抗を受ける
6.当四半期のEPSが前年同期比で、大きな伸びを示している銘柄を買う
- EPSが株価のファンダメンタル
- 経常利益が伸びていても、資本が増えて希薄化すれば、株価は上がらない
- EPSの伸びが25~30%以上の銘柄を選ぶ
- 過去2四半期続けて、EPSが伸びている銘柄を選ぶ
- 売上が伸びていることも重要。売上横ばいではEPS成長はすぐ止まる
- 逆にEPSが2四半期連続で減少したときは、空売りするか?
- 同業他社の銘柄を確認する。業界の伸びも重要
7.更に、年間EPSが過去3年連続で増加しているものを探す
8.PERを銘柄選定の基準にしてはならない
- PERが高くても、更に伸び続ける企業はある
- 一方で、PERが低ければお買い得ではない。低いなりの理由があるものだ。
9.株式供給量の少ない銘柄の方が、良くも悪くも変動が激しい
10.管理人ではなく、起業家精神に富む経営陣を選ぶ
11.業界内で上位企業を狙う
- 上位企業とは規模が最大であるとか誰もが知っているブランドという意味ではない
- 最高の四半期EPS増加率、および年間EPSの増加を示し、ROEも最大で、、、。
12.勝っている株は長く持ち、負けている株はすぐに手放す
- しかし、残念ながら、多くのヒトはこの逆をやる。負けている株を長く持ち、勝っている株はすぐ手放す
13.レラティブストレンクス(RS)を使う
- RSとは、過去52週間にわたり市場の残りの銘柄の動きと比較したパフォーマンス
- RS=99とは、その銘柄の値動きは市場全体の99%の企業を上回ったことを意味している
- RS=80以上の銘柄のみを買う
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