グラフテックインターナショナルの第1四半期決算から見る黒鉛電極価格

明日は、いよいよグラフテックインターナショナルの第2四半期決算となります。軽く、第1四半期の決算から特筆すべきポイントをまとめてみました。

1.一番の特徴は、売買契約を3~5年の長期契約で締結していること

  • 売上の60%以上が、3~5年契約、平均4年間ほどの契約となっています。
  • これは、たぶん価格も基本的には合意した上での4年間供給契約だと思われます。
  • さらに、この比率が上がるだろうと、IRレポートには書いてありました

2.では、黒鉛電極の販売価格はいくらか?と言うと

  • ずばり、平均価格が10124ドルとなっております。日本円換算で110万円ちょっと
  • すばらしいのは、これが2018年の1~3月の平均価格だということです
  • 日本の国内販売価格は、この約半分の55万円となっています。
  • これは、海外の価格改定が1月と7月に行われ、日本は4月と10月に行われるから、という違いはありますが、それにしてもいち早く値上げに成功したというグラフテックの強さの部分も大きいと思います。

ちなみに販売数量は、4.3万トンです。このペースだと年間で17.2万トンで、生産キャパは19.6万トンと言われておりますが、一部の設備が現在メンテナンス中のようです。

既に価格が固定されているので、第2四半期決算もサプライズは無いはずです。でも、この2週間ほどは株価が30%くらいあがっておりますね。とても不思議です。想定されているけど、まだ実現されていないので、やはり明日発表されて利益が事実として周知されることが株価には大きな影響を与えるということでしょうか?それとも、私が勘違いしている、もしくは英語を読み誤っている部分があり、サプライズが来るのでしょうか?

第2四半期決算のレポートを読むのが楽しみです。

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